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カミソリシュージのDeAGOSTINI100冊分で蒸気機関車制作日記ー序章

同じゼミの友人某氏(自転車にはまっている人)から、ある内々の打診を受けた。

年が改まり、徐々に通常の生活に戻りつつあった2015年1月下旬、内容はデアゴスティーニの付録の蒸気機関車C62を組み立ててほしい、というものだった。

かつて、某氏からは鉄ちゃんではないが大きな蒸気機関車の模型にあこがれる、との話を聞いており、前年の夏にリアル鉄ちゃんの小林を含めた3名で鉄道模型屋を回ったことがある。正直なところ鉄道の知識は、出張を含め自分が乗ったことがあるものや、息子の所有しているプラレール関連以上を持ち合わせていない。

鉄道模型を見ながら感じたのは、気持はわかる、ということ。

やはり機関車やら新幹線やらは、かまぼこに車輪が付いているだけにしか見えない在来線とは一線を画すデザイン、バックボーンにある歴史や逸話、当然その性能等、それは男心をくすぐる部分を多分に持っていると、自分も感じたからだ。

在来線マニアの方、ディスられたように感じたならご寛恕いただきたい。一般人からは在来線は通勤用の移動手段としか考えられないのだ。

先に進もう。

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結局適度な値段のものは某氏の眼鏡に叶う、大きくて力強いものはなかった。打診を受けた際にそのことを記憶しており、プラモデルの延長線上との認識で気軽に引き受けた。

「あぁ、かまわんよ」(ブラックマヨネーズの落合ネタを参照されたい)

近頃は艦船模型、戦闘機、戦車あたりのスケールモデルの作成に精を出しており、プラモなんざ作ったこともないおっさん相手のおまけ品が、それほど高度な技術や道具が必要とも思えず、大した手間でもあるまい、と考えていた。その甘い認識は見事に打ち砕かれる。

2月下旬、そんな話もあったなぁというころに、某氏から改めて連絡が入り、デアゴスティーニC62マガジン全号を手に入れた、とのこと。値段はあえて伏せるが、一球12円のよく行くゴルフ練習場で8,300球分を超えるほどだ。おそらく2年から3年分ほどになるはず、某氏はとんでもない御大尽に違いない、尻尾を振っておけばいずれ何かしらのおこぼれにあずかれる、との打算が頭を駆け巡っていたのは秘密だ。

某氏からは、ゆっくりで構わない、かかった費用は清算する、との条件をもらい、改めて承諾した。

そんなこんなで3月上旬、その部材を受け取りに行ったところ、段ボール4箱満杯と、1メートルを優に超える台座を受け取り、若干途方に暮れることになった。

一部を取り出し、部品をみると、ダイキャストと真鍮の部品が各号ごとにブリスターと呼ばれるプラと塩ビの中間のような素材でパッキングされており、とにかくパーツが大量に分割されてることが分かった。合計は100号分とのこと。

さらに某氏はできれば本体を黒色に仕上げてほしい、との要望があった。

当然真鍮は金色だ。塗装が必要となる。

真鍮、ダイキャスト等金属素材は、細かなディテールを生かすために必要な薄い塗膜を作るのエアーブラシ塗装に向いたプラモデル用の塗料の乗りがわるい(発色が悪く、はがれやすい)。このため金属に食いつきやすい下地剤であるメタルプライマーを吹き付けた上で、塗料を塗る必要がある。どのみちプラスティックでも下地にサーフェイサーと呼ばれるものを吹き付けるのが一般的なので、手間ではないが、100号分の量を考えると作業は膨大になる。

作業報告をかねてここにその工程を記載する。

おっさんの手仕事を文字に起こしたところで何が面白いのかはわからないが、日次報告は別途記載していたところ、週次報告はここへのせてほしいとの依頼があり、なんの気なしに受けてしまった。なるべく定期で報告するつもりだが、あくまでもサラリーマンのおまけ作業なので、それは確約できないことをご了承いただきたい。

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後藤修二

後藤修二

1999年名古屋学院大学卒業。現役時代は「カミソリシュージ」の異名をとり、切れ味鋭い考察とべらんめえ調の話し口で後輩ゼミ生を戦々恐々とさせたが、近年は刃研ぎに費やす時間がないほど多忙であり、刃がボロボロになったと揶揄される。 趣味は模型作成。見た目の貫禄は児島ゼミ随一を誇る。多面的に右聞き。現在はIT系商社の地域代表。
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