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児島ゼミ生インタビュー第3回:木村樹美雄さん(99E)ーその1 学生時代

初めまして。3期生の木村樹美雄です。今回、児島ゼミ生インタビューの3期生当番を振られ、今自分が取組んでいる2つのことをご紹介したいと思います。 とはいうものの、全く何もなしで私のことがさっぱりわからないのも寂しい話なので、簡単に自己紹介でもしてみましょう。

3期生にはめずらしい、体育会出身

子どもの頃から格闘技が好きで、大学時代は日本拳法部に所属していました。ちなみに、高校時代は柔道部でした。高校の頃から打撃系の武道をやりたかったので日本拳法部に入部したのです。3期生ではめずらしい体育会系でした。

日本拳法というと「日本憲法?」と勘違いしそうな人がいるので少しだけ紹介しましょう。

日本拳法は剣道のような防具を身につけます。そしてグローブもはめます。戦い方はフルコンタクトルール(寸止めするのではなくて、完全に当てきること)、かつ投げてよし、関節技をとってよしの実践型の武道です。自衛隊の教練にも用いられたり、警察の逮捕術にも大きな影響を与えています。

大学の武道系の部活は大変厳しい環境なので、部活が生活の中心になります。そのおかげで華やかなキャンパスライフは送れなかったけど、それなりに充実した大学生活でした。

2014年09月23日23時35分13秒

左から2人目が本人

児島ゼミで何をやっていましたか?

卒論はプログラミングをやりました。

今では講義の履修登録はネットでやるのがあたりまえになっていると思います。講義のシラバスもネットがあたりまえですよね。ところが、私が学生時代当時は分厚いシラバスをめくって受講したい講義を決め、マークシートに記入して教務課の窓口に提出する方法しかありませんでした。

履修登録が手書きでやっていたぐらいなので、自分が今何単位とっているのか合計の単位はわかっても、意外と必須、選択必須、選択の区別がわかりにくいんですね。そこで4年で卒業するのにあと何単位必要なのか、卒業の要件を満たしているのかを確認するシステムを作りました。

単位不足の救世主?

これには裏話がありまして、同じく3期に下村という男がいるのですが、見事に単位計算を間違えてたんですね。4年生の前期の成績表を見るとどうもおかしい。よくよく計算してみると、卒業するのに必要な合計単位数は十分にとっていたけれど、ものの見事に選択必須の単位を1つ取り漏らしていることに気がついたということがあります。

彼は4年の下期(現在の秋学期)にその単位を取得して無事みんなと一緒に卒業しましたが、その敵討ち(?)で取組んだ卒論テーマといっても過言ではありません。

話を戻して、自分が卒業するのにあと何単位必要なのかを知るために、習得済の単位をいちいち入力していたらこれまでの単位の計算方法と変わりがありません。それに、入力間違いしたら全く意味がありません。そもそも、履修登録そのものをウェブ上でできるようにしなくては卒業要件システムは意味をなしません。

それとあわせて同じく同期の岩月が作ったのが履修登録をウェブ上でできるようにするシステムです。私の卒論と岩月君の卒論を組み合わせると、今みなさんが普通に利用している履修登録の仕組みができあがるわけです。

卒論でプログラミングを取組んでわかったことは、自分には向いていないこと…

今ではプログラミングをやっている人はいないようですが、私たちがパソコンを使うというとイコールプログラムが組めるというイメージがまだまだ残っていた感じです。それもそのはずで、私が大学に入学したのは1995年、そう、あのWindows95が発売された年に入学したのです。

今のようにほとんどキーボードを使わなくてもパソコン上の操作が完結してしまうようなことはほとんどなくて、あるのはWordとExcelとPower Pointだけ。インターネットを見るのはNetscape Navigator(今はない)で、必要なものは自分で作るという時代でした。

本来自分が児島ゼミに入ったのも、パソコンに興味があったからで、その流れでプログラミングを卒論に選びました。これが自分に取っては地獄の始まりでした。当時は卒業後にはパソコンを使った職業に就きたい‼︎と思っていましたが、自分にはつくづく向いてないと悟って就職は方向転換しました。

卒業論文は最終的には様々な人の力を借りて何とか完成にこぎ着けましたが、今ではExcelですら苦手な生活をおくっています。なので、この自己紹介をパソコンで書いていること自体も正直苦痛ですね(笑)。

続く)

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木村 樹美雄

1999年名古屋学院大学卒業。在学中は日本拳法部で活躍。卒業論文では数少ないプログラミングを取組んだが、その後ITから全く遠ざかってしまっている。現在は産業車輛ディーラーの営業マン。40歳を手前にして、なぜかロードバイクに目覚め、二ノ瀬峠(三重県)のタイム短縮に全精力を注いでいる。
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